1. HOME
  2. ブログ
  3. トラウマインフォームドケアを共有できる社会へ

トラウマインフォームドケアを共有できる社会へ

サムネ_torauma

ーー目 次ーーーー

トラウマインフォームドケアとは

トラウマインフォームドケア(=TIC)は公衆衛生的なアプローチとして今、あらゆる公的現場に導入され、重要視されています。もちろん、こどもへのTICは、厚生労働省時代からこども家庭庁にも引き継がれています。TICはトラウマの影響かもしれない!という眼差しを持つ支援者の態度をさします。

大きい地震災害などのから生じる単回性のトラウマは社会で認知されていますが、小さな暴言暴力の継続などから生じる複雑性トラウマの影響は、まだWHOに認められたばかり(2018)。見過ごされがちです。

「困ったちゃん」
それはその子の器質や性格だから、教育や躾が行き届いていないから、ではなく、トラウマの影響なのかもしれない!という「トラウマの眼鏡」をかけてみようとするのが、トラウマインフォームドケアの態度です。

当方では、トラウマの影響で失われてしまいがちな、自己肯定感や安心感、コントロール感を少しでも回復できるように、ほめられて認められて安心感を味わって

まずは自分らしい呼吸を「こどもヨーガ」で取り戻していこう!
あなたは決して悪くない。それはトラウマ虫のせいだから、一緒に色々やってみよう!

と導いてくださるおとなを少しでも増やしたいと考え、「トラウマを有するこどもとマインドフルネスヨーガ」という講座を一般公開しています。

「こどもヨーガ」では、こどもヨーガを提供してくださろうとするおとなのかたに
トラウマが何か/どのように現れるのか/どう対応すればいいのか/何をしてはいけないのか/
の知識をつけていただき、こどもが喜ぶ方法で「こどもヨーガ」を提供し、子どもが本来もっている「いのちの力」を回復させていただきたいと考えております。また、こどもに出会うおとな自身のセルフケアにもお使いいただきたいのです。目次

fb_topphoto

 

 

 

 

 

伊藤華野監修の「こどもヨーガ」とは?

「こどもヨーガ」の定義は・・・
こどもやこどもを取り巻くおとなを対象にした、トラウマインフォームドケアとして実践できる身体志向の心理支援です。
トラウマへの補完的有効性に実証のあるマインドフルネスを根幹においたヨーガ(マインドフルネス・ヨーガ)を活用します。

伊藤講師の「こどもヨーガ」の活動は保育園、幼稚園の幼児期、小中高校の児童期・思春期の子ども、保育や心理や福祉を学ぶ大学生、専門学校学生、子育て支援の親子、福祉、教育、矯正、医療領域でこども支援に関わるおとなへの研修、講義等、広範囲に及びます。

「こどもヨーガ」でトラウマインフォームドケアの輪が益々広がっていくことを、そして、一人でも多くのこどもが幸せを感じられるようになることを強く願っています。

 

 

 

 

目次

 

「こどもヨーガ」の学びは、トラウマインフォームドケアの実践力となります

人間の子どもは
こころの傷(トラウマ)を、Why●なぜもつことになるか。
こころの傷(トラウマ)が、When●いつどのような時に現れるのか。
こころの傷(トラウマ)に、How● どうやって対応すればいいのか。
こころの傷(トラウマ)に、What●何をしてはいけないのか。
本講座では「こどもヨーガ」の方法論を通して、トラウマインフォームドケアの実践方法4R(理解Realize  認識Recognize 対応Respond 防止Resist  re-traumatization)を学びます。実践力を培います。  目次

「こどもヨーガ」はセルフケアの実践になります

さまざま出来事が、子ども本来の健やかさを歪めてしまうことがあります。暴言や暴力、無視や無表情、引きこもりや家出、飲酒や喫煙等、ココロやカラダの苦しみを体当たりで表現してくる子どものその気持ちに、おとなのわたしは「どう応じれば」いいのでしょうか。苦しむ子どもから生じる自分のその気持ちに、おとなのわたしは「どう応じれば」いいのでしょうか。そんな時、「こどもヨーガ」でまずセルフケアを実践できます。 目次

トラウマケアの礎「耐性の窓」を拡充する方法を学べます

「こどもヨーガ」は日々の日常生活の中で、コツコツと楽しく取り組むことができます。
自分のイシキを結んだり、手放したりする力が身について、日々の眠りや食・息・動・想が回復し、トラウマケアの礎となる「耐性の窓」が拡充します。

 

募集中①一般公開!トラウマを有するこどもへの理解を深め、実践力を磨く講座

【一般公開講座】「トラウマを有するこどもとマインドフルネス・ヨーガ講座」
※こどもヨーガ専門士®上級に充当
トラウマの影響は、見えていたり見えなかったり、様々です。
ありのままを受容したいからこその、トラウマインフォームドケア。
子どもたち自らの力で表現しはじめる「主体性」「生きる力」への支援について専門知識と実践スキルを身につけませんか?
■2月16日・23日 締切2/3 両日リアルオンライン9:00~12:30+自己学習動画
身体志向アプローチで著名な牧野有可里先生とトラウマケア・ヨーガの伊藤華野理事のダブル講師による充実の内容です。
※こどもヨーガ専門士®上級に充当しています。
※牧野講師の登壇講義は、今回の募集(2年分)が最後です。
・詳しい内容はこちら▼
特別講座オンライン「トラウマを有するこどもとマインドフルネス・ヨーガ」
uesamune

講座のお申込 公式LINEアカウント登録はこちら

募集中②こどもヨーガ教師養成講座(初級)+実践力アップ講座がお得!

すでにヨガの技術はあるけれど、子どもへの実績も積み重ねてきているけれども、今こどもたちが置かれている場を理解しつつ、ご自分のこどもへのヨガを磨きあげたいという方にお勧めの、お得な学びのプロジェクトです。
みんなでブラッシュアッププロジェクト
~こども向けのヨーガの先生方と環をつなごう~
40年の臨床研究の上に、ご自身の指導をブラッシュアップして積み上げてみませんか。
■初級講座+実践力アップ講座がお得!~2026年2月末迄~
みんなPJ

 

 

 

 

 

講座のお申込 公式LINEアカウント登録はこちら

募集中の講座まとめて一覧はこちら
 こどもヨーガsquareECサイト
▶目次
【関連ブログ】
▶「心身」ではなく「身心」と表現し続けてきた理由
「意見表明」に至るプロセスを考える

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事