思春期を乗り越える力をこどもヨーガで/不定愁訴の解消にも

こどもヨーガの時間の子どもたちは…
「こどもヨーガ」の時間は、時には子どもが元気すぎて「もっと注意した方がいいのでは」と感じているおとなもいるはずです。ただ、親御さんや子どもに身近なおとなの方たちには、われわれのことを少し見守っていただけますようにとお願いしています。そして、折角ですので、ご一緒に行っていただくこともお勧めしています。ヨーガは特に自律神経系の疾病に有効で、おとなも子どもも不定愁訴が解消していきます。
思春期を乗り越える力を育てたいから…
「こどもヨーガ」では「思春期を乗り越える力」を育てたいと考えています。その方法としては、禁止、命令、指図は極力控え、地上でしっかり動いたら、地面にじっくり休みましょうといった緊張と弛緩のメリハリを大切にするということです。
子どもは一人で生活できません。そこで平素はどうしても、おとなの都合下にいる存在です。おとなは必死で生活を回していますので、子どもも必死におとなの気持ちに添おうとし、日々を送っているはずです。気が付かないうちに溜めている「がまん」もあるはずです。これはおとなも同様でしょう。
「こどもヨーガ」の時間では、子どもが自分の気持ち、自分の感覚や感情をカラダでふわっとまるごと出せる体験、ありのままの自分をそのまま受け止めてもられる体験等を提供したいと考えています。勿論、集団の場合は一人ひとりのお互いが気持ちよくできるためのある程度のルールが必要です。しかし、極力注意を受けない自由な雰囲気を提供することが、やがては自分で判断し行動する力を育て、思春期を乗り越える力になることを期待するのです。
猫のようだったライオンがやがて生殖能力をもち、群を守るための威嚇で鬣(たてがみ)を生やしていくように、人間の子にも第二次性徴、第二次反抗の時期があります。思春期に向かうほど、たとえ「あたま」は今まで通り「いい子」でいたい子どもにも、びっくりするほどに「からだ」と「こころ」の声が強くなり、自分とのやりとりが大変になってきます。思春期には困っている子が多くなる~それは正常な発達の諸相です。
自分への戸惑いにスマートに向き合う
困った状態、すなわち自分への戸惑いに、スマートに向き合う力、これを少しずつ培えるのが「こどもヨーガ」です。また、こうした発達のプロセスを理解して観守ってくれるおとなに出会えるチャンスも「こどもヨーガ」にはあります。
ヨーガをこころの芽生えをもつ人間の、その子なりの発達を、観たり感じたり確かめる方法
で提供できるよう、少し名前をつけてみました。
乳児期のその子にあわせた「なでなでヨーガ」、
幼児期のみんなで楽しく「まねまねヨーガ」、
学童期の叡知がわかる「お話ヨーガ」、
思春期の疲れる前に「ちょっとヨーガ」等です*。
おとなの方は各期のこどもヨーガの学びを通して、ご自分自身のこども時代を振り返るのも楽しい事かもしれません。
*これらのこどもヨーガは、こどもヨーガ専門士®講座(初級)=こどもヨーガ教師養成講座に含まれています。
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