「そのまま」を受け取ってみる
一般社団法人こどもカルチャーEducation.JPN
松尾有輝子です。
世の中が大きく変化する中で、モチベーションがダウンしたり、奮起するきっかけを失ったりという
傾向は出やすいと思います。徐々に迫ってくる感覚があるとそれも、一旦横に置きたいですね。
そのような、ストレスの要因を「ストレスと感じるかどうか」は、個別でちがうのですけれども
目の前で、周囲で起きた事象の今を、
そのまま受け取り、感じていることを観ることがその助けになるようです。
自然な状態の森林や草花のそばで
自然は、「そのまま」を観る練習する場所にいいなぁと思います。
梅雨の合間、園芸公園は紫陽花が咲いていました。
これは「隅田川の花火」という種類。
そのまま観てみる。
花弁が二重ですね。
雨上がりで瑞々しい。華やか。
香りはそんなにありません。
キレイ。ちょっとわくわくするような感覚が胸のところにあるなぁ・・・
ガクアジサイ。
中心の花のつぼみが丸いです。
紫のグラデーションになっている。
ガクの数がそれぞれ違う。良い香りがしそうな気がするけどもしない。
土に植わっている。みずみずしい。よくみるとしらないことばかり・・・
ヤマアジサイ。
ガクに筋がはっきり入っている、
全体的に小ぶり。
少し心もとない。楚々としている・・・・原種、そのまんまの姿かもしれない・・・
シロツメクサ。
みっしり生えている。絡まっている。
少しほほえましい。絡まって、そのまんま。
そのまんまでいる。
いつもは、先を考えて世の流れに順応しようと必死に情報をとるのですが、
「一瞬やめてみる」ことは、大切みたいですね。
自分が「今」に留まって、自分自身をしっかりそのまま観た時に、周囲の環境が少しずつ流れに順応していく様子が見えることがあります。
留まる方法として、同じ時間に同じことを継続すると、身心がいつも同じでないことは、おそらく容易に気づけるのだろうと思います。
こんな世の中だから「セルフモニタリング」しよう
コツコツ毎日が結果を生む
同じ時間あたりに、同じことをすることありますか?
朝ごはんが7時なら、昨日の7時と今日の7時の、感じ方。
職場が決まっているなら、往路復路の感じ方。
決まった行動をあえてつくり、感じ方の違いに気づくことは、「そのままの自分」「自分という自然」に出逢う
チャンスのようですね。
このような行動は「セルフモニタリング」といわれます。現代を生きる日々の身心の確認にオススメしています。
最後に・・・石田祐雄先生、ご縁に感謝いたします。
こどもヨーガ准専門士講座の会場として、2019年2月、9月にお世話になっておりました、
ヨーガ禅の始祖、故・佐保田鶴治先生のヨーガ禅道院の現道院長でいらした石田祐雄先生が
天寿を全うされました。6月3日享年102歳。
100歳をもって健康でおられた石田先生に、ご教授いただいた「呼吸」を意識する時間は、
希少でまさしく貴重な宝物となりました。
次に会場をお借りする日を、密かに楽しみにしていました、、、
心より深謝致しますとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。
こどもヨーガで生きる力を。
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