マインドフルネスとぬりえ
一般社団法人こどもカルチャーEducation.JPN(以下cce)
松尾有輝子です。
こどもたちは学校再開に向けて、生活リズムの調整時期に入ってきました。
朝、起きれていますか?
子どもたち向けには、ぬりえの話題をあちこちで目にしますね。
ぬりえは心身のケアとしてとてもお勧めなのですが
学習塾が用意してくれていたり、行政が用意してくれていたり、
目標は様々。
cceでは、今月末まで 絵本「まねまねヨーガ」の増ページ改訂版・発刊感謝企画第2弾でぬりえの募集をおこなっています。
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さて、こどもヨーガ的には、なにしろ、
ぬりえをマインドフルに行うことがポイント♪
その「マインドフルに」ってなんでしょう。
今回、ご興味もってくださった方から
ご質問をいただいたので、あらためて伊藤華野講師にお勧めの方法を
聞いてみましたよ。参考にされてみてくださいね。
マインドフルネス・ヨーガで大切にしたいこと
マインドフルネス・ヨーガは、「脳の休憩」につながります。
自動操縦で無意識にしていることに、意識を向けて行っていくことが大切なのです。
例えば「歩く」。
右足、左足、足指、地面・・・感じていきます。
1.留意
今、ここの意識化(今、現在に注力すること、自分がどこにいるかを感じたり(空間定位)、力を入れたり抜いたりする感じを味わう(動きの意識化))。
*意識をあわせること。
意識が過去や未来にとんだら、「とんだね」と「気が付いて」自分の呼吸と感覚に意識を戻す。
2.選ぶ
自分で選ぶこと(自分の実際状況を感じとりつつ、次を選択して行うことができる)
*ゆっくりと探りながら行い、エッジ(淵)をキャッチする。
3、探る。
有効な動きを探る(自分にとって快適な方法を探求することができる)
*呼吸のしやすい、快適で安定感のあることをする。
4、待つ。
リズムを感じる(自分のリズムを感じ、人や集団や時間のリズムを感じる)
*自分の中にも人の中にも緊張と弛緩の滑らかな交代があることを知る。
導きだされるのは・・・
主体感と安定感と和(繋がり)と世界観(広がり)。シアワセ。
ヨーガの四原則にあわせ、マインドフルネスなぬりえに挑戦
では、実際にぬりえを塗ってみましょう。
① 意識をあわせて:紙と手と色鉛筆やクレヨンにあわせて。 観る
② ゆっくりと:力をいれすぎず、抜きすぎずよい塩梅を選びながら。色を選んで。 選ぶ
③ 呼吸から出入りしている自分の息:気持ちよさを探りつつ。 探る
④メリハリを感じて:緊張と弛緩が交互に生まれるのを待って。 待つ
塗り手が、
安心して、やさしさにつつまれ、
世界の中の一人として色をぬっている幸せを感じられるように。
Q.どんな風にぬりえをするのがお勧めですか?
A.マインドフルネスぬりえは、呼吸に合わせながら行ってください。
ぬりえもマインドフルネス・ヨーガも同じ効果が期待できます!
だれもが多かれ少なかれ生きていれば行っていること、呼吸。
身近な自然です。
吐いているときのクレヨンの動き、
吸っているときのクレヨンの動き、
繰り返していくとどのような感じがするでしょう?
味わってみましょう。
★期待できる効果・・・シアワセ・主体感・安定感・和(繋がり)・世界観(脱中心化)の醸成。
結果よりもプロセスを観てください
ぬりえをしていると、つい視点が
「もう少しこんな風に塗ったらいいのになぁ」
「はみ出ているなぁ」
「色がどうかしら?」
と、にこやかに見られなくなることありませんか?
そこ、とっても大事で。
例えば「プロセス」を観た場合、
たのしくポーズをとる 〇
たのしく色を塗る 〇
という表現になりますが
「結果」にこだわった場合では、
キレイにポーズをとる ×
キレイに色を塗る ×
という表現になります。
ヨーガの時間は、評価を求めないので
プロセスで感じていたことが重要なのですね。
おとなも子も:
どんなポーズをとっても喜ぶ〇
どんな塗り方になっても喜ぶ〇
仕上がったら、歌いましょう♪
「なんて/すてきな/ぬりえで/しょ♪」~み♪♪み/ふぁみれど/しどれし/ど♪♪♪~
新しい枠組みがはじまる今年・・・
どうぞ、
おとなのみなさんも ぜひ されてみてくださいね
休憩の取り方は健康のカギに一層なります。
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#まねまねヨーガ のハッシュタグと
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